牛黒ファーム

『薔薇のマリア』を主にラノベ感想・イラストなどの掲載 

--.--.--[--]  スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --:--  Top

2009.08.29[土]  【感想】薔薇のマリア12巻 夜に乱雲花々乱れ【十文字青】


表紙をめくれ、話はそれからだ


その瞬間、長年信頼してきた心肺機能が停止した読者が数万人に登ったであろう、この薔薇のマリア12巻。これから挑む諸君は心してかかってほしい。わたしは本気だ。
ネタバレ:琺瑯さんは死にません。

ハーッ、スッキリした。
ビクビクしながら読んで損しました。いつだって作者氏の書く話は斜め前を逝くと身に染みて分かってるつもりなんですが、どうも学習効果が表れません。
さて、今回の話は何せ上記のネタバレを除いてもネタのオンパレードなので焦らず順に追って行きましょう。

JMAーヨハン・サンライズ副長の凛々しい眼鏡姿をそっと見守る会ー
「この新刊の為に番人一同、キャラ磨きの特訓を受けてまいりました!」
と言わんばかりにどう見ても違う方向に生まれ変わってしまった秩序の番人、これがその筆頭JMA。前にあれほどマリアに、顔が恐ろしいくらいに特徴ないだの、胡散臭い眼鏡だの罵られてた彼が、番人内では眼鏡キャラアイドルと化していた!
ファンクラブの中心人物である、童顔でお下げの可愛らしいアーニャ・クルチバであるが、ヨハンの前で任務報告も出来ずにブッ倒れたり、緊急事態であるSIX襲撃時も戦いに向かうヨハンの投げた眼鏡に部下共々犬のごとく飛びついていったり、かなり奇怪な少女である。ヨハンが好きなのかヨハンに怒られるのが好きなのか眼鏡が好きなのか、乙女心は難しい。…これでも隊長なんだぜ?
そしてもう一人、例のミケランジェロの店主の兄で長い銀髪エメラルドの目で見た目はサフィニアの男Verのようなハインツ・クルエルフォート。アパートの名前みたいで覚えやすいな。一見沈着冷静なただの池面キャラだと思っていたがどっこい「眼鏡お似合いですよふふふ…」と外見のせいでサフィニアトーンで再生されてしまい背筋が凍りました。つかお前もかよ!
あとは副長をヨハンっち呼わばりするコンラッドとか他にもたくさん出てきた気がしますが、これらをみるとデニス・サンライズ時代よりも輝いている気がする。眼鏡逆光的な意味でも。
もうここまで変人ばかりだと、琺瑯さんが出てきただけで癒しっすよ。彼女だけは変わりません。セクシーで落ち着いた頼れるお姉さんって感じです。あ、マリアが話題に出てきてニラニラしてる。まだマリア妹化計画を諦めてないといいですね。

とりあえず生存報告までに出てきた飛燕と荊王
え、それだけ!?
と思うほど、出てきた瞬間に帰っていった龍州二人組。たぶん前巻で出番が無かった為、ファンの子への作者氏からのささやかなフォローだと思う。しかし飛燕は出番は無くともユリカと定期的にデートし誕生日プレゼントまでもらい着実に距離を縮めてる様子。なんだろうこの敗北感。作中で語られないせいか、ある日突然友人に「実は僕たち付き合ってますv」といわれた時の絶望感に似てる気がする。ワシの居ないあいだにそんなー!
そしてもうひとつ気になったのが身長。
ユリカも飛燕の身長もだいぶ伸びた。飛燕なんか僕と同じくらいに―ってマリアと同じかい!となると、マリアは女の子体質なのか全然伸びでないみたいですね。いやだ、もう小猿って言えないじゃない!

チョコの芳香でイっちゃったモリーさん
え?チョコってそういう使い方もできるのか!
と、ただチョコの箱を開封するだけなのにエロエロモード満天のマリアとモリー。ええい、そのチョコわしにもよこせ!
「いいわね、いくわよ…」「あ、まだダメ!」「待てないわ」「だ、ダメだってば」「そんなに焦らして…」「で、でも!」「そんなこと言ってるうちにそれッ!」「あッ…!」
後は香りに翻弄されて溶け行く二人をお楽しみください。チョコ、恐るべし…。次はちゃんとマリアごとチョコを食べちゃってくださいねモリーさん。

美人看板娘に成長したベアトリーチェ
美人になったようです。非常によろしい。まだ今回は戦いに巻き込まれてないので実力は分かりませんが、医術式を組み合わせた剣術を取得したらしく、次の実戦でどんな活躍があるか楽しみです。ワシとしてはナース服に鎧をつけた女剣士風がいいなぁ。え、そこじゃないって?

アジアンVSシックス
早ッ!
予想ではちょっと様子見で帰ってくるのかなーとたかをくくっていたら、侵入と同時に総攻撃。まさに超☆展☆開。そんなに気が立ってるとは思わなんだ。ちょっと様子見のレベルじゃねーぞ!マリアへの求愛は奥手なのに、こういう破壊活動には手が早いんですね。
そして何の障害もなくあっさりSIXを捕捉するアジアン。…ダメだ、レベルが違いすぎる。マリアたちがあんなに苦労してたのに。
SIXが若返ってる?ってのはよく分かりませんが、新たに忍法もどきを取得してます。まさか木の葉の里で修行を!?いつの間にか増えてたシックスナインズの正体は狐か木の葉だったりするんですか?それとも単に忍者映画とか漫画の読みすぎですか?どこの外人だアンタ。
忍法の他にも新技がありました。それはなんとデビルズタワーからの回転放水?攻撃
・・・・・。
え?ちょ、ちょおおおーおまっ!それ殺傷能力ねぇー、いや。あ、あるんですか?地味に。水の水圧でダイアモンドが切断できるくらいですからそうであってもおかしくは…いや、おかしいだろ。アジアンもそのうち尽きるだろう、とか、なに平静を保ってるんですか。
こういうの見るともうSIXに勝てる気がしないんですが。精神的な意味で。そのうちデビルズタワーを手に持って棍棒として使ってきそうで怖い。ルーシーさん、君のパパはやはり大物だよッ!
ともあれジェイの登場で逃げてしまったSIX。ジェイは片割れが居なくなったせいでウジウジしてる様子。あれ、ジェイ特有の毒気がなくなってますね。こっちは影のほうだから大人しいのか。

アジアンVSきゅー
前巻は単なる泥棒と番犬だった彼らが、なぜいつの間にか、互いを好敵手と認め真剣勝負をする仲に至ったのかは凡人には不可解である。しかし、いつしかその光景はトマト邸における風物詩になり、そこに暮らす住民の目を楽しませるようになった(完)
・・・・・。
どうしてこうなった。
まさか前回の夜中の攻防がこんな展開になるとは予想できませんでした。二人ともなぜか楽しそう。きゅーなんかアジアンに勝つためにピンプと特訓なんかしちゃって…可愛い可愛い可愛いいいい!!!もふもふは正義!!!アジアンも、ちゃっかりきゅーの好敵手としてZooに溶け込んでるし、なかなか策士だな。
しかもそれを助長するようにワザとらしく倒れたアジアンを尻目にルーシーを引き下がらせマリアと二人きりにしようとするピンプときゅー。まあピンプは変態というよりマリアに気を使ってるんだろうけど、きゅーはいいのか?アジアン追い返さなくて。あ、死体には興味ないんすか。すみません。
と、雲行きが怪しい展開に。ここでアジアンがわざとらしくアタックかけてくるのかと思ったら違った。
「僕はさわりたいと思ってる。少しでいいからふれたい」
「なんで僕をさらっていかないんだよ。
なんで僕を抱きすくめようとしないんだよ」
「今なら払いのけたりしなかったのに」

なにがどうなってんだ(゚Д゚|||
い、いいいいいつこんなに心変わりしちゃったんですかマリアさん!毒々しい言葉の裏にはこんな恋する乙女が隠されていたんですか!好きだなんて言えないって好きだって言ってるのと同じじゃないか-!
牛黒死亡。もう生きてゆけません。今までありがとうございました。

メイドマリア復活!!!!!!!!!
牛黒復活☆完全に華麗に復活!
牛黒のボルテージが最高潮に達した瞬間です。これが12巻の全てといっても過言ではありません。ここに約束された地があったのです。皆、我に続け、丘に登るぞ!
フリフリのヘッドドレス、純白のエプロン、長くおろした真紅の髪の毛、ふてくされた橙の瞳、この瞬間、読者と4P(カメラマン)さんの精神が融合した瞬間ではなかろうか。
しかもピンだけでも涎が止まらないのに、ユリカと…か、か、絡ませるだとおお!!?GJすぎる。マリアは人が変わったようにノリノリだしユリカも「改めでみるとマリアって綺麗…」って真っ赤になってるし、ええい、お前ら付き合ってしまえ!
前で触れた飛燕とアジアンとのフラグなんて溝に捨ててきていいから。むしろ無かったことにするんだ。いっきに百合世界に染まりました。幸せすぎます。つか、これを生で見ていた男性陣は大丈夫だったのか。ワシならそのままステーキになってたところだ。というか今なった。
4Pは本当によくやった。褒美にZooに加入していいぞ!あ、あと焼きまわし宜しく^^
メイド服を着てさりげなくヴィンセントさんのお名前が出てきましたね。密かに彼が父親の研究を完成させてアークメイジとして再登場してくれることを期待しています。

コスプレマリア第二弾!
いくら女物は嫌って言ってジャケット着てもカツラにウェービーロング被ったら意味ないわあ。
ついでに男性人も衣装変え。ようするにスーツ姿ってことですね。魚はともかくピンプトマト組はいい男に仕上がってるらしく、マリアも格好いいって言ってるし、髪下ろしたピンプって実は貴重なんじゃないか。
その池面たちと並んで元祖池面はというと…ひどい。これはひどすぎる。あえて挿絵を描かなかったBUNBUNさんと編集者の愛が感じられます。あんなのに愛を囁かれたら完全にホラーだよな。チェンソー持ってないジェイソンに追いかけられる美少女のような。そら逃げるわ。

ルーシー、お兄ちゃんと涙の対面?
まさかそうくるとは思わなかった。偽SIXつかそれはあのシックスナインズの構成員なんじゃないか?でもそうなるとテンになっちゃうし補欠?とりあえずパパらしきものがいっぱい居るみたいなんで、ルーシー、間違えないでちゃんよ探し当てるんだよ。ひどいゲームだ。
ルーシーもそろそろ本気モードというか覚醒モードに近づいてるらしく、一体どうなることでしょう。

ピンプ、吉本を目指す?
なんということでしょう。
今巻で一番イメージが変わったのはこの人ではなかろうか。
いい間違えを恥じて真っ赤になる彼に、あの鉄壁マリアが「ときめいちゃった…(はーと」だってよ!あのマリアさんを一発で落とし、なおかつ「ウケなかった…」と秘蔵のギャグを披露しカタリの存在価値を奪おうとするだけでなく、「アナタと違う、変な事しません」とあのアジアンに変態とジェントルマンの違いを説く。
・・・か、完全に生まれ変わっただろこれ。口数だけでも今までの数十倍だ。無口キャラはもう卒業か?癒し系お笑いキャラ誕生の時は近いー!(魚リストラフラグ)

トマトクンフラグも有り?
確か11巻でも触れたと思うんですけど、呼び方がトマトに変わったとか、今回はマリアに目やに取ってもらって赤くなってるとか、超鈍感で有名な彼のことですからピンプ並みにめずらしと思うんですが、そろそろフラグ確定しますよ、いいですか。
「照れるだろ」「じゃあ、もうしないよ!」とかやられてニラニラしないほうがおかしいわ。もう、お前ら何なんだ。
あと、もうひとつのフラグである、トマトクンの睡眠時間が日に日に増えてっている件。ロシュ編で力を使いすぎて何日も寝ていたことはありますが、今回のこれは状況が違う模様。別に大規模な戦闘もなさそうですし寝る必要は無いはず。うーん、気になります。

激突!秩序の番人VSシックス
やはり最後はこの人、ヨハン眼鏡、じゃなくてヨハン副長。彼が砦に残った時点でSIXの目標は番人本拠地で決まりだね^^そして番人スペックはミドルクラスなのでいつだって防戦一方なのもお決まり。琺瑯さん死なないでーと願うワシ。ところがどっこい、琺瑯さんに続きJMAのメンバーもその他の番人も撤退し、残るはヨハン副長一人。ヨハン…?あるぇー?
そしてそこへ本物のSIXが現われ、幸か不幸かSIXに見初められ(!?)、そのままお持ち帰り…。は?ワシはてっきり琺瑯さんが死んじゃうなり囚われるなりで、それでこの”君を抱いておけばry”ってなるものだと…
って、これじゃあ立場まるっきり反対じゃないですか!
またこうして勝手に騙される牛黒。しかもなぜ最悪の方向に行ったし…。悪夢だ。これは悪夢だ!男持ち帰ってどーすんだよ。掘り出し物~♪じゃねぇーよ。とりあえずZooは早く来い!なんか変なことにならないうちに来い!!


と、まあ秩序の番人の新キャラの濃さに驚き、マリアの恋する乙女心に死亡しかけ、マリアのメイド服でまた復活し、番人の敗北っぷりにまた死にかけ、本当に起伏激しく楽しませていただきました。ここまで突っ込み所多いラノベは久々です。
あとがきで「次はすごい」とあるんですが、これ以上すごいってどんな?壮大すぎて想像もつきません。見所はリーチェの活躍と、ルーシーと真SIXパパとのご対面でしょうか。あと忘れがちですが空白の一年もどこで話を補うのか気になります。こうしてみるとまだまだ掘り返してないネタが沢山あって、まだまだ楽しんでゆきたいので最後まで応援していきたいと思います。
ありがとうございました。
Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
Trackback
http://mooomooo.blog79.fc2.com/tb.php/64-205b5197
Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。